cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ジャン・ポール・エヴァン「ピラミデ」

うちの父は、「ケーキは女子供の食べるもの」なんて思っている節があり、レストランや喫茶店など外では絶対食べません。
甘いものを食べているところを、人に見られたら恥ずかしいというのです。
な、なぜ?
そうゆう世代なんでしょうか。それとも性格なんでしょうか。
でも本当に恥ずかしいのは「エスプレッソをアメリカンで」って頼むことだよ。おとうやん。

 
写真は、サントノーレ通りにある「JEAN-PAUL HEVIN(ジャン・ポール・エヴァン)」の「PIRAMIDE(ピラミデ)」。
チョコレートとピスタチオ、コニャックの香りのするケーキです。
しっとりとしているのに軽い口当たり。無駄がなく洗練されたフォルム。
こういうケーキに出会うと、お菓子が女性的だと思うのはナンセンスで、本来は男性的なものなんじゃないか。そう思えてきます。


こちらは↓、前から気になっていた「マロン・グラッセ」
立派な箱入りもあるのですが、グラム売りもしてくれます。
120g(4つ)で10ユーロ。日本円で1680円なり。
買った日が一番おいしくて、2日目以降は徐々に固くなっていきます。
日本へおみやげに買っていくのはどうかなぁと悩ましいところ。
食べたいものは全部お腹におさめていくしかない?