cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

DIPLOMET DE PATTISSERIE

 あ、どもども。
 試験無事合格しました。ここ数週間は本当に胃が縮むような思いでした。ご心配してくださった皆さん、ありがとうございました。

 言葉が聞き取れず、帰ったほうがいいかもしれないと思った初日が昨日のことのようです。
 ここまで続けてこられたのは、陽気なクラスメートたちに助けられてきたから。
 厳しいことも言うけれど、ユーモアいっぱいのシェフ、
 いつもイタリア語で励ましてくれるアシスタントのシャルロット、
 日本から快く送り出してくれたmaritoのおかげです(オットですな。さりげなく初登場と・・・)
 
  
 結果発表のあと、学校からシャンパンがふるまわれました(写真↑)。
 それとは別に生徒の一人から差し入れが。なんでもこれ「1本=100ユーロ」するらしいです。飲んどけ。飲んどけと↓。
 フランス、ニカラグア、アメリカ、韓国、メキシコ、日本。それぞれの言葉で「乾杯」「おめでとう!」。そしてハグの嵐。

    


 金曜の夜、来週帰国する私のために送別会が開かれました。日本人は私一人なので少々不安。午前クラスから援軍(日本の女の子)を頼みました。こんな会を開いてもらえるなんて本当に嬉しかったです。うるうる。みんな疲れているのにね。フレンチならどこでもいいから。なんでもいいから。


 とは言いましたが・・・。



 サンルイ島のビストロ。「クラッシックフレンチ」と書いてあるけど、ニョッキありリゾットあり、なんでもありの店。
 こ、これは「クラッシックイタリアン」の間違いでは・・・。まぁいいんですが。
 
 
 うちのクラスは8割が外国人(日本人以外という意味で)で、英語とフランス語と両方話せる人も少なくありません。たまに4ヶ国語ぺらぺらなんていう人も。
 2ヶ月いたら私もちょっとはフランス語が話せるようになるかと思いましたが・・・。む、無理でした。
 それより、彼らが日本語をマスターするほうが早いんです。うっかりつぶやいた言葉は、全部拾われます。
「あ、そっかー」「きもい」「むかつく」「超かわいい」とか覚えないで。お願いだから。

   


 写真は、今週作った「キャラメルミルフィーユ(パイナップルアイス添え)」。
 ミルフィーユは仏語だと「ミルフォイユ」と発音するんですね。知らんかった。直さないとまたマネされる(泣)