cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

STOHRER「アリババ」と「イチジクのタルト」

  
パリで一番古いケーキ屋さん「ストレー」にいってきました。
ルイ15世ポーランド皇女マリーの婚礼の儀に作られた「アリババ」。
考案したのは、ポーランドの宮廷菓子職人「ニコラス・ストレー」。
当時貴族の食べ物だったケーキを一般の人にもと、1730年モントルグイユ通りに「ストレー」をオープン。
270年以上たった今もパリの人に愛され続けるステキなケーキ。
小さなお店は、順番を待つ人たちであふれていました。
 


 ババというと、甘すぎるか、ラムがきついか、ブリオッシュ生地がゆるすぎるか・・・と私の中ではもう一つピントがあわないお菓子だったのですが、今回そのモヤモヤがすっきりしました。ラムレーズンの入ったクレームパティスリーも重すぎず軽すぎず。いろんな意味で酔いしれまひた。へへへへぇ(結局酔っ払う)
 
 あ、アリババもよかったですが、奥のイチジクのタルトも絶品でした。シンプルなケーキを食べるとほっとしますね(ありゃ)。きれいに並んだイチジクを一枚づつはがしたい気持ちをぐっとこらえて・・・。
 

 ストレーのあるエティエンヌ・マルセルは、東京で言えば合羽橋みたいなところ(!?)。業務用の製菓材料店や調理器具店が集まっています。
 リッツにいる間は学割がきくので、厨房用のサボやパンセ(つまむ器具)をまとめて購入。他にもほしいものがいろいろ。 お菓子の道具ってみているだけでも楽しいのです。はふはふ(興奮)。