cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ルリジューズ

 あ、あ、あ。こほん。
 お久しぶりです。パソコンが復旧いたしました。うぅ、みなさんお元気でしょうか私もよれよれになりながら頑張っています(涙)。
 パリの生活は、パソコンが壊れ、携帯がいかれ、アパートの雑事に追われるところからスタートしました。
 なにか新しいことをはじめるときは、決意と根性がいるものですが、今回はほんとうにキツイです。体も頭も精神もぎりぎりいっぱい。まぁその理由の大半は「フランス語ができないことのストレス」なんですけど。
 パソコンがこわれたら誰に聞いて、どこにもっていって、そこにはどうやっていったらいいのか。ひとつの問題にぶちあたると解決までにものっすごい時間と労力がいります。もう戻ってきたのが奇跡みたいな話でして(泣)
 そうこうしているうちに、学校は3週目。最初のうちは、スピードの速さにノートもまともにとれず「もうだめだ、帰りたい」とつぶやきながらすごしました。でも最近やっとシェフの弾丸トークを類推できるようになり(推理?連想?の世界ですが・・・)、なんとかしのいでいるといった状況です。
 いまだに凱旋門もルーブルも見ていませんが、スリにも合わず、車にもひかれず、ディプロマの試験までもちこたえられればそれでいい、そんな所存でございます。ただねぇ。「バスタブにつかりたい!!」。えぇ、それはもう切実な願い。

 写真は、一週目に作った「ルリジューズ」。パリのお菓子屋さんには、いわゆるシュークリームはなくて、エクレアかルリジューズの2種類。ルリジューズは修道女を模したもので頭と胴体の二つで組み立てられています。リッツので作ったのはアーモンドタルトの台つき。中にはキャラメルカスタード。
 フォションラデュレなどをのぞきにいくと、ピンクやバイオレットのルリシューズもならんでいます。お値段は5ユーロ〜6ユーロ(約800円)。パリの修道女(シスター)は華やかでエレガントだわん、なんて思ってしまうのであります。

↓学校は、ヴァンドーム広場に面したリッツホテルの地下。あ、でも私たちは裏のCHAMBON通りの通用門から入ります。いつか表から乗り込みたいもんです。
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