cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

フィオレンティーナ「リベルテ・ソバージュ」

 シエナ留学仲間3人で六本木に集結。大阪から日帰りできたnaokoさん、仕事を抜け出してきてくれたCさん。ほんのわずかな時間でしたが、イタリアの話やそれぞれの近況を報告しあい、楽しいひとときとなりました。

 おしゃべりに花を咲かせたのは、グランドハイアット一階「フィオレンティーナ」。
 洗練されたイタリア菓子&ペストリーを作るこのお店。シェフパティシエの藤本さんは、2007年1月にリヨンで開催されたクープ・デュ・モンドで優勝した日本人チームの一人。
 写真は、優勝作品となったチョコレートケーキリベルテ・ソヴァージュ」
 ラム酒でフランベしたバナナクリームにダコワーズ、ヌガー、ナッツなど何層にも重ねた生地をくるむのは、シナモンの香るクレームショコラとキャラメルクリーム。
 以前同賞を受賞した「ルカ・マンノーリ」のケーキもそうでしたが、デコレーションは実にシンプル。犬の肉球(?)みたいな模様があるだけ。
 リベルテ・ソバージュとは、「自由奔放な」という意味。情熱を内に秘め、口の中でパっと花開くような華やかなハーモニー。その余韻が長く低く心に響くケーキでした。
  
 こちらは、温かいベリーのタルト&バニラアイスのデザートプレート。イチゴやブルーベリーがぎっしり。
 フィオレンティーナは、カフェも美味しくて、お代わりOK(←ここ重要)。今度行くときはスフォリアテッレ(ナポリのお菓子パン)などパン類もいただきたいなぁと思いました。

 
フィオレンティーナ」:東京都港区六本木6-10-3 グランド・ハイアット東京1階 9時〜22時