イタリア料理「TI PICCHIO」
(※パソちゃん復活。写真追加しました♪)
昨年7月に作って以来、すっかりはまった「ナポリのジェノベーゼ」。
本物を食べてみたいけれど、日本ではまだまだマイナーなこのお料理。ナポリに行かなきゃ食べられないのかとあきらめていたところ・・。
南イタリアの達人・HIROKOさんから「ジェノベーゼ・ナポレターナが食べられるお店を中目黒に発見!」という連絡をもらいました。
うぅ、持つべきものはイタリアオタク(?)な友達。そんなわけで、ラテン系食いしん坊三人組で行ってまいりました。
ナポリのジェノベーゼとは、玉ねぎと豚肉を煮込んで作るソース。ジェノベーゼと聞くと、ついバジリコを連想してしまいますが、このソースにはバジリコは入りません。
どうしてGENOVESE(ジェノバ風)なのに、NAPOLETANA(ナポリ)なのか。もしかしたら、ジェノベーゼは、「ペースト状」にする料理方のことなのかも? いちおう料理の先生にも聞いたのですがはっきりしたことは分からず・・。まぁ、私の語学力の限界もあり・・・(泣)。
さて、ジェノベーゼ・ナポレターナがある「TI PICCHIO」は、中目黒川に沿って246方面へ向かって歩くこと約7分。サクラガーデンというファッションビルの3階にあります。席数20席ほどの小さなお店ですが、壁一面が窓になっていて、お花見の時期なぞはさぞかしよい景色なのではないかと思います。
シェフはナポリで修行をされていたそうで、メニューも南っぽさ全開。(でも、トスカーナ風の鶏レバーのクロスティーニもウマウマでした/←個人メモ)
待望の「ジェノベーゼ・ナポレターナ」は、肉汁をたっぷりすった玉ねぎと、トマトの酸味が濃縮されたコクのあるソース。実は、ボローニャの学校でも習ったのですが、それよりもおいしかったりして。あは。あはは。(マリオごめん)
ほかにも、手長海老のパスタ、自家製サルシッチャ(ソーセージ)のグリル、鴨肉のソテー・バルサミコソースをいただきました。どれもシンプルだけどおいしくて、次回の会合場所もここにしようと誓い合ったのでした。
写真↓は、手長海老のパスタ。
デザートは、近くのサルヴァトーレの1階のバールに移動して、カンノーリとピスタッチオのジェラートをわけっこ。上のリストランテもよいですが、バールもなかなか。イタリア人のカメリエーレもいて、ちょっとだけイタリア気分を味わえます。こちらのほうも再訪をと。メモメモ。
しかし、この時期、酔っ払いには要注意ですね。3人いたので大丈夫でしたが、帰り道ふと弱気になり、バスをやめてタクシーにのってしまいました。皆さんも変な人にからまれないように。どうぞお気をつけて。
写真↓、シチリアの伝統菓子「カンノーリ」。危険なほど甘いドルチェ。。。