「トルタ・バロッツィ」
前回に引き続き、またチョコネタです。すいません。
ボローニャの料理学校に、切り抜き持参でお願いしたお菓子の一つが、「トルタ・バロッツィ」。モデナ郊外・ヴィニョーラという町で作られているチョコレートケーキです。
「バロッツィと名乗っていいのは、これを考案したゴッリーニというお店だけ。だから普段は'torta buonissima’(最高のトルタ)ってよぶことが多いかな。でも、こんなローカルなお菓子、なんで日本人がしってるのっ!!」と、マリ子マリオ。
ふふふ、日本人の「おいしんぼうアンテナ」はなっが〜いのだ。どうだ、まいったか。かかか。
・・・と前フリの方もいささか長くなりましたが、念願の「トルタ・バロッツィ」に挑戦。
小麦粉はなし。へーゼルナッツ風味のチョコレート、卵、アーモンドプードル、コーヒーの粉、ラム酒を使って、しっとりと仕上げます。
イタリアでは、アーモンドプードルが売られていないので、お菓子作りのときは毎回フードプロセッサーを使って細かくします。でもプードル(パウダー)にはほど遠い荒さ。うーむ。
写真下が、焼き上がりの状態。「細長い型」で焼くのがこのケーキのお約束。でも「丸型」を使ってますよマリオさん。おい(-"-)。
(注・トップの写真は、日本に帰ってきてから作り直したものです)。