cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ボローニャの料理学校

 ボローニャの先生の名前は「マリオ」。しゃべり方がソフトというか、動きもソフトというか、全体にソフトな人です(←なにが言いたいのやら??)。
 夏にこの学校に通っていたmarinaさんから、「マリオはあっち系(ホ○)っぽいよ(?)」と事前レクチャーを受けていたので心の準備はできていたのですが、それでも最初はドギマギ。そして気をぬくと「あはは」と笑いそうになるので注意。
 生徒はなんとワタシ一人。最初にシエナのレシピを見てもらって、習っていない料理を作りたいこと、栗のお菓子、モデナのチョコレート菓子を教えてほしいことなどを相談。
 ルイーザの料理がリストランテのレシピだとしたら、マリオはトラットリアの料理。市場で簡単に手に入る材料で、日本に帰っても作れそうなものをお願いし、ボローニャの家庭料理と、彼の出身地プーリア州の手打ちパスタなどを教えてもらうことになりました。
 この日の前菜は、「カルチョッフィ(写真上)」を使ったカルパッチョ。生で食べたのは初めてです。オイルでしばらくマリネしたあと、パルミジャーノとバルサミコをかけるだけ。楽ちん。そして美味すいぃ〜。
 

「本日のレッスン」

  • CALPACCIO DI CARCIOFI (カルチョッフィのカルパッチョ
  • SPAGHETTI MOLLICA E ACCIUGHE (パンのやわらかい部分とアンチョビを使ったスパゲッティ)
  • INVOLTINI ALLA GENOVESE CIPOLLATA (玉ねぎを使ったジェノベーゼ牛肉巻き)
  • BUDDINI DI RISO CON SALSA AL LIMONE(お米のプリン、レモンソース添え:写真下)

 
 メインは、ナポリ風の玉ねぎのジェノベーゼを作りました。お肉を焼きすぎたのが残念。イタリア人はよく焼いたのがすきなのよ〜、と言ってましたけどホント?
 プリンはグチャっとつぶれてでてきたのを、「レモンソースでごまかすの。ほらほらもっとたっぷり」というイタリア式で復活。これが意外とおいしかったり・・・。ファンタスティコ。
 ワインを一本あけ、グラッパをのみ、帰るころにはすっかり打ち解けた二人♪ おいしそうなお菓子屋さんの前で立ち止まっては、ここのチョコ最高〜、飾りつけがいいのよ〜、2,3個でもカワイイSACCHETTO(包み紙)にいれてくれるし〜。と、会話だけ聞いてると完全に女子。

↓高級チョコレート店「ROCATTI」のウィンドウ。チョコレートのクリスマスツリーにうっとり。明日あれ作りましょう(チ)。無理(マ)。