FACCIAMO PASTA FRESCA(生パスタを作ろう)
料理学校では、ほぼ毎回「生パスタ」を打ちました。
肉はさばけないし、包丁使いもあぶなっかしい。おろおろしながら過ごした教室のなかで、唯一救われたのが「粉」の時間。
私から粉をとったら、何も残りませんもの。と「粉フェチ」を自称しつつ、それはお菓子の話でありまして・・・。
実は出発前にパスタマシーンを買ったばかり。生パスタなんぞ一度も作ったことがありません。それでも言わせてもらいます。
生パスタは簡単です。これからは断固「手打ち麺主義」で生きてまいります。(←とか宣言しちゃって大丈夫??)
「粉100gに対し、卵1個(@1〜2人分)」
この基本を覚えるだけ。しかも計量は適当。ルイーザが「Vai Vai(go go)」といえば、ザッザッと粉を足し、少し硬いようなら、手を水でぬらして水分調整(直接生地に加えてはいけない)。あとはほどほどに捏ねて、ちょっと休ませてから、パスタマシーンに通すだけ。
基本の生地は同じでも、形によって呼び方は様々。イタリアには100以上のパスタがあるそうです。
トップ写真は「タリアテッレ」。王女イザベッラ・エステの金髪をイメージして作られたという、幅広のロングパスタ。
下の写真は、指輪型のトルテッリーニ。生徒9人の指にあわせた大きさの違う指輪が集合。
BEFORE&AFTER。指輪型パスタは生ポルチーニソースと一緒に。パルミジャーノもたくさんふりかけて。このちょっとしつこい味がたまらん。
こちらは、ズッキーニ、ニンジン、エシャロットを使った野菜のラビオリ。
ボンゴレとヤリイカのソースで軽やかに。いつも赤ワインからなくなるのですが、この日はみんな白ワインに走りました↓。
フレッシュパスタのいいところは、なんと言っても茹で時間が短いこと。2〜3分ゆでて生地が透き通ってくればOK。
ボローニャでは、またちょっと違ったタイプのパスタも作りました。それはまた追い追い・・・。
本日のレッスン(11/15)
- Moscardini sul crostone(クロスティーニ・イイダコのトマトソース)
- Ravioli di verdure con vongole e calamari(野菜のラヴィオリ、ボンゴレとヤリイカのソース)
- Paganello con carciofi al profumo di porcini (鯛とカルチョッフィのポルチーニ風味)
- Ctostata allo zenzero con pepe (チョコレートと洋なしのトルタ ジンジャー&アニス風味
- Focaccia di pomodori e olive (おまけで作った、トマトとグリーンオリーブのフォカッチャ)
まだまだ続くイタリアネタ。そう、私はしつこい女♪