シエナ料理学校4日目 11月9日
今日は、料理学校のお話を。
写真は、我らがシェフ「ルイーザ」。パワフルでやさしくて、イタリアの肝っ玉母ちゃんのイメージそのままの人。いつもジョークを忘れずに、失敗をしても(←凍り付いている)、背中をバンバンたたいて、「大丈夫よ〜。なんの問題もないわ〜」と励ましてくれる最高の先生です。
授業は9時半からはじまり、途中カフェ休憩を入れたりしながら、3時間〜3時間半料理の実習をします。オリーブやニンニク、ローズマリー、セージなどの香りが満ちてくる12時くらいになると空腹もピーク。最後はきれいにお皿にもりつけて、「ボナペティート〜」。
ナプキンやフォーク類がきちんとセッティングされたテーブルで、まずはワインで乾杯。前菜からはじまり、プリモ(パスタやリゾット)、セコンド、デザート、そしてルイーザがおまけで作らせてくれるフォッカッチャやピッツァなどもふくめ1時間〜1時間半、ゆっくりおしゃべりしながら食べます。
生徒は7名。日本人、フィンランド人、ニュージーランド人と国籍は違いますが、みんな料理とイタリアが大好き。のぞんでもこんなにいいクラスメイトには恵まれないというくらいよいクラス。毎日おいしいものを食べきれないほど作って、食べて、死ぬほど笑って、お腹だけじゃなくて、心にもたっぷりのごちそうをつめこんで、幸せな毎日です。神様がよんでくれたおいしい食卓。
でも気づけばマンジャの塔もドゥオーモも、何一つ観光していない一週間・・・。
「本日のレッスン」
- PIZETTE DI SCAROLA (レタスとオリーブ、アンチョビ、レーズンの小さなピッツァ)
- (余った生地で、トマトとモッツァレッラ、オレガノのシンプルピッツァも)
- GNOCCHETTI CREMOSI AL GOLGONZOLA (ゴルゴンゾーラとラディッキオのニョッキ)
- LOMBO DI MAIALE AI CARCIOFI(豚の肩肉にパンツェッタを乗せてローストしたもの、カルチョッフィのクリームソース添え)
- TIRAMISU (ティラミス)
「今日覚えた言葉」
[panello] 刷毛