cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

和光チョコレートショップ 「マロングラッセ」

 銀座・「和光チョコレートショップ」のウィンドウは、9月の末から10月末の1ヶ月間だけ、「マロングラッセ」が飾られます。金色の紙にくるまれた宝石のようなマロングラッセ。なんとかぎりぎりセーフで買えました。よ、よがった〜。
 マロン・グラッセは、フランスのお菓子かと思いきや、サヴォイア家が統治していたトリノが発祥とか。この時期、町中のお菓子屋さんにたくさんのマロングラッセが並ぶそうです。
 魅力は、そのやわらかさと風味。ゆっくりと時間をかけてシロップ漬けにする昔ながらの製法がもっともおいしいとされているようです。 
 和光のマロングラッセは、北イタリア産の大粒の栗を使っていて、内側はねっちりと密度が濃く、それでいてやわらか。蜜がしみこんでつややかな輝きをはなっています。それはもうトレビアン〜。じゃなかった、モルト・ボーノ〜。しかし、さすがの私も、一個で十分というほど甘かったです(笑)。
 でも、こんな高級なマロングラッセを食べるのは、一年に一度あるかないか。普段は、割れ栗を集めた袋詰めのマロングラッセです。あれも好きなんですよね。甘納豆感覚で食べれちゃうというか。一度あたためて砂糖をとかし、アイスクリームに混ぜ込んで「マロングラッセアイス」にしたらおいしそうだなぁなんて。冬の宿題。メモメモ。