cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

おうちモンブラン

 尊敬する某ホテルのシェフパティシエ・T先生に習ったレシピをもとに、栗のお菓子「ガトー・オ・マロン」を焼きました。
 製菓学校では、それなりに材料費を考慮しつつケーキを製作するのですが、ホテルでは、単価度外視のリッチな素材。バターやフルーツ、お酒類もとってもいいものを使います。
 そりゃもう、発酵バター使ったバターケーキなんて、夢のようにおいしいのですが、家で同じケーキを練習し続けたら材料費で破産します。よってエコノミー素材で勝負。(・・っていうかなんていうか^^;)


 写真は、「ガトー・オ・マロン」に、マロンクリームをのせた「即席モンブラン」。
 マロンクリームは、市販の和栗ペーストを生クリームとラム酒でゆるめて使っています。

 自分で作る特典は、「好きなだけマロンクリームを絞れること」。足りなければ、後でまた足せるというのがよいです。
 ケーキ屋さんでも、「マロンクリームお代わりOK」のサービスがあったらどんなにいいだろうと切に願うcipolinaであります。
 
       

 ガトー・オ・マロンは、焼きっぱなしで食べてもおいしいケーキ。栗とラムとハチミツの相性は抜群です。「クリクリ大好き」の方に是非。簡単レシピは↓に☆
 




「GATEUX AUX MARRONS」」 (18cm型1個分))

【材料】

  • 全卵 2コ
  • グラニュー糖 80g 
  • ハチミツ 15g
  • 薄力粉  75g
  • コーンスターチ 6g
  • BP  4g
  • 発酵バター100g (無縁無塩バターでも可)
  • ラム酒 15g
  • 栗  50g  (好みの大きさに切っておく)
  • ラム酒 適宜(あるいはシロップでも・はけ塗り用)

【作り方】

  1. 全卵・グラニュー糖、ハチミツをボールにいれ、湯煎しながら白っぽくもったりするまで泡立てる
  2. 別のボールでやわらかくしたバターをクリーム状に練る
  3. (2)の中にラム酒15gを混ぜる
  4. (3)の中に粉類をふるいいれ、下から上へと混ぜ込んでいく
  5. (4)のボウルに(1)の1/3量を混ぜる。その後(1)のボールに全量戻して、さらに栗を入れてさっくりと混ぜる
  6. 生地を18cmの丸型に流し、180度で10分、160度で15分
  7. 焼きあがったら、すぐラム酒をはけ塗り