cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

四万十川の沈下橋 

 こちらは、最後の清流・四万十川。ここには、本流・支流あわせて46本の「沈下橋」があるそうです。橋をたどりながら、細い山道を北へと向かいます。右岸と左岸を結ぶ美しい橋のたもとで一休み。
 生活用に作られた橋なので、道幅は車がやっと一台通れるくらい。手すりもないので、歩くときは川が近くに感じてドキドキします。雨で水かさが増すと、橋が水の下に沈むので「沈下橋」。緑濃く、涼しげな川のせせらぎ。うーん。夏だなぁ。(秋は禁句)
      
 
 写真下は、土佐くろしお鉄道。夏の間だけ、四万十川にそってトロッコ列車が走るそうです。ただし一日に一往復。
 もしかしたらと淡い期待を胸に、一時間に一本の電車を待っていたのですが、来たのは普通の車両。
 でも、緑の畑の中を走ってくる電車を見ていたら、きゅうっと胃の辺りがしめつけられ、悲しいようなさびしいような・・・・。(←お腹が空いたわけではありません)。
 夏をのせて去っていく電車。後姿はあっという間にカーブの向こうへと消えていきました。
 いつかまたきっときっと・・・。