cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

倉敷・旅館御園「さわら丼」


 
 岡山名物といえば、「ままかり」だと思っていましたが、最近は「さわら」が人気なんだそうです。さわらの消費量は、岡山がナンバーワン。そ、そして偶然にも、旬は夏なんだそうです。なんですと!?
 当初、予定には入っていなかったんですけど、「せっかく虫」が騒ぎ出します。それいけ、さわら丼♪ いざ行け、さわら丼♪

 やってきたのは、倉敷の老舗旅館「御園」。お昼の「さわら漬け丼」をいただきました。
 白壁の倉敷の町は照り返しも強く、暑さもひときわ厳しく感じるのですが、旅館の中はひんやり涼しく、そして静か。客室に通されて、庭なんぞを眺めながらいただくお昼。優雅でございます。ほほ。(←人間も変わる?)
 さわらは、1日10食の限定品。二日前から「づけ」にするため、あまりたくさんは用意できないのだそうです。厚みのある身は、適度な歯ごたえと甘み。特製のお醤油がご飯にしみて美味であります。あまり馴染みのない「さわら」でしたが、すっかりファンになってしまいました。
 ふとメニューを見ると、気になるものが。それは「鯛しゃぶ」(写真右上)。えぇ、もちろんお願いしました。シコシコの身がたまりません。日本に生まれてよかった(涙)。
 こちらの旅館では、お昼ご飯をいただくと、お風呂もつかわせていただけます。あまりにのんびりしすぎて、そのまま寝てしまいそうでしたが、「立て。立つんだcipo」と自らを叱咤激励。気力をふりしぼって、再びリングへ。じゃなかった、灼熱地獄へ。
 こんなことをいうとしかられそうですが、夏に旅行するのはホント気合がいります。50〜60度くらいになった車のドアを開けるときが恐怖。まぁ、贅沢な悩みなんですが・・・。