珈琲教室
皆さんは、お家でどんな風にコーヒーを淹れていますか?
私は、時々エスプレッソマシーンを、あとはペーパードリップを使っています。
でも、ペーパードリップでおいしいコーヒーをいれるのって、ほんと難しいです。
豆のせいかというとそうでもない。100回に一回くらい、奇跡に等しい確率でおいしコーヒーがはいるときは、安い豆だったりもするし・・・。
むむむ。そうするとやはり問題は・・「ポットか?」。いやいや違いますね。(笑)。
えー、わかっています。「腕前」に難ありです。でも何がどう悪いのかわからないから始末におえません。
そんなわけで、長年のコンプレックス「これでいいのか、マイコーヒー問題」(←大げさな・・)を解決すべく、一昨日の晩、近所のカフェで開かれた「珈琲教室」に参加してきました。
この日は、自分でハンドロースト(焙煎)して、豆をひいて、最後はペーパードリップの練習をしましょうという内容でした。
豆は「シンセン」と「グァテマラ」の2種類。焙煎する前の豆って白くて、香りも全然なくて、なんかヨーグルトチョコみたいなんですねぇ。
これを20分くらい炒っていると中の水分が飛び、豆が膨張して表面の薄皮がヒラヒラと空中に舞いはじめます。パチパチと2回はぜる音が聞こえて、黒く色づいてきたらザルにあけて、今度は大急ぎでうちわであおいで冷まします。150gだった豆は、120gに。乾いた豆はカゴの中でカラカラと音をたてます。
このあとは、いよいよペーパードリップの練習。ゆっくりタイミングをとりながら淹れる方法を教えてもらいます。
最後は、ひきたての豆で淹れたコーヒーとケーキ(マンゴームースとバニラアイス)がでて、あっという間に2時間半の授業が終了しました。
今まで深く考えたこともなかったコーヒー豆。地球の裏側で摘まれた豆たちがたどってきた様々な工程と携わってきた人たちのことを、ほんのちょっぴりでも知ることができて、とてもいい時間でした。
おいしい淹れ方については、「お湯は90度まで冷ますこと」、「ポットの注ぎ口はぐるぐる回さず、一点だけに静かに注ぐこと」。この2つをまずは実践していこうと思います。
でも、なんといっても一番の収穫は、「マンゴームースは酸味のあるグァテマラにあわせるべし」。このセオリーかな??