cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

PESTO GENOVESE

 久しぶりに作りました。ジェノバ名物「PESTO GENOVESE(ジェノバ風ソース)」

 北イタリア・リグーリア州(ジェノバ周辺)は、バジリコ(バジル)の栽培がさかんで、また良質のオリーブオイルの産地として知られています。
 初夏から夏にかけてがバジリコの旬。バジリコ、松の実、くるみ、オリーブオイル、そして近くのサルデーニャ島から運ばれる「ペコリーノチーズ」で作るこのソースは、シンプルなのに深みのある味わい。鮮やかな緑のジェノベーゼソースで合えるパスタは、私の大大大好物なのであります。
 
 パスタとソースの組み合わせについては、暗黙のルールがあって、ジェノベーゼには「リングイネ」というのが定番らしいです。
 でも、リグーリアよりちょっと南のフィレンツェやお隣のエミリア・ロマーニャ州のトラットリアでは、幅広の卵麺「タリアテッレ」を使ったものも多くみかけます。 田舎に行くと、手打ちの太麺「ピチ」とあわせていたし・・・。このへんの細かいルールが、まだよくわかりません。
 今日のソースは、去年フィレンツェの料理学校「APICIUS」で習ったレシピをもとに作成。そして、肝心のパスタはと言えば、タリアテッレもリングイネもなかったため、1.9mmの普通のスパゲッティを使いました。 ま、おいしければいっかみたいな・・・。臨機応変な日本人です。 (イタリア人よ、許せ。) 

     

 あまりに定番すぎて誰も知りたくないかも・・・と思いつつ、次回はレシピ編を。 
 とりあえず今は、ワイン、ワイン、ワインが飲みたいぞ〜(吠)!               
                      continua a domani〜