cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

わかなパン

 天然酵母パンを中心に、無添加のお菓子を作っている葉山の「わかなパン」に行ってきました。
 山の上の住宅街の奥の奥。自宅のお庭の小屋で、週に3日、午後一時から五時の間だけ開いている小さな小さなお店です。
  お店を切り盛りしているのは「なかもとわかなさん」。ご主人とお子さんがアトピー・アレルギがあったため、「こころにも体にもおいしい食べ物を」と、卵、バター、糖類不使用のオーガニックのパンを作りはじめたのがきっかけだそうです。
 同じ悩みをもつお母さんたちや、「スロー&スマイル」な生き方に賛同する多くの人の支持を得て、その評判は口コミでたちまち広がり、全国から注文がくるほどに。
 写真下。隠れ家ファン泣かせの外観。どうみても民家。「こんにちはぁ」と小さく呼びかけながら、半開きの門を抜き足差し足でくぐる・・(←不審者か?)

       

 行ったのは、ちょうど「ベーグルパン」の焼き上がりの時間(13時頃)。長さ1メートルほどの小さなカウンターには、5,6種類のベーグルと、抹茶のパウンドケーキ、スコーンやクッキーが並んでいました。
 一度にたくさん焼けないため、時間ごとに、丸パンや、バゲット、食パンとわけて作っているそうで、欲しいパンがあるときは、あらかじめ電話で、あるいはホームページで確認していくといいそうです。
 そんなわけで、買ったのはベーグルばかり(笑)。ブルーベリー、ココナッツファイン、ゴマ、プレーンの4種類、あとチェリーのスコーンを1つ。
 まだ湯気がでているホカホカの袋を受け取って、外のベンチでパクリと味見。
 形はちょっと不恰好。でも「安心して食べられるものを」という願いがつまったパンは、かすかな酸味と粉のうまみが広がる、どこかなつかしい味がしました。
 次の目標はバゲットをゲット!でも道覚えてるかな(^^;)
       
※「わかなパン」:http://www.wakanapan.com