徳島「婆沙羅」
小さな声で言っておきますが(←おっきい、おっきい)、
「今日は私の誕生日です」 。
そんなわけで、前々から行きたかった徳島の割烹・「婆沙羅(ばさら)」でお昼をいただきました。日本料理の「青柳」の系列店で、青柳と同じ敷地内にありますが、こちらの方がちょっとお手ごろ。
カウンター越しに板前さんの鮮やかな手さばきを見ながら、なんかこうちょっと大人の気分になります。(いやもう十分大人だっちゅうの・・・ほっとけっ)
お酒が飲みたくなるような、小さな前菜の盛り合わせのあとは、湯葉しんじょのお椀。
お刺身は、今が旬のカツオ、スズキ、イカ。板前さんが、包丁をどう入れたらお魚の味がひきたつかということを説明してくださるので、いつもは早食いな私もじっくり味わいます。
絶品だったのは、最後の鯛茶。、お椀の蓋をとると、海苔の香りがフワッとただよい、真っ黒なおにぎりがドンと一つ。箸で真ん中を割ると、梅肉で合えた鯛の身がホロリと崩れて・・。鯛茶って素晴らしい♪ 生きててよかったと思える瞬間。
水菓子は、「あわ番茶のジュレ・黒蜜と餡子添え」「きな粉の葛餅」。ツルン、プルンとした感じがたまりません。よくあるちょこっと一口デザートじゃなくて、量もしっかりたっぷりあるところが嬉しいです。
「婆沙羅」とは自由気ままにゼイタクをふるまうという意味とのこと。丁寧に作られたお料理は、力強さと勢いがあって、徳島の荒々しい海を彷彿とさせるような・・・。
てなわけで・・