cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

京都のおやつ

 今回の京都旅行は二日間と短く、しかも同行のO嬢の胃が私ほど頑丈ではなかったため、食べるほうに力を入れられませんでした。
 少々残念ではありますが、代わりにおみやげのおやつを買うことにしました。
 トップ写真は、二条若狭屋の「やき栗」。丹波栗を丸ごと栗餡で包み込んだお菓子です。
表面の皮は軽く焦がされていて、栗の風味が引き立てられています。甘味もしっかりしているので、お抹茶のように濃いお茶があいそうです。
 

 二つ目は、亀屋良永の「御池煎餅」。こちらは泡のように軽いお煎餅です。片面には蜜がぬられていて、ひんやりとした舌触りがします。
 ピンクがかった朱色のラベルは、版画家の故・棟方志功の作品。1950年代から使われているそうですが、今見ても斬新なデザイン。「缶フェチ」泣かせなお煎餅です。

 三つ目は、京都大学正面にある「進々堂」の「スコーン」。行った時間が早すぎて、まだ焼きあがっていなかったため、とりあえずコーヒーとクロワッサンを注文。焼きあがったスコーンはおみやげ用に包んでもらいました。
  
実はこのあと、id:usakobutyoさんに教えていただいた金平糖の「緑寿庵清水」、出町ふたばの「豆餅」を求めて、京大から御所方面へと向かったのですが、片方は定休日、もう片方は臨時休業という不幸のダブルパンチにあいました。
 冬の京都は人が少なくてよいのですが、そのぶんお店もお休みのところが多いんですね。とほほ。まだまだ未熟者でございます(TOT)。
 
 でも思いがけず、いいものにも出会いました。
最後の写真は大徳寺裏にある、あぶり餅屋さん「いち和」。親指大くらいのお餅にきな粉をまぶし、甘い白味噌を塗って、炭火で焼いたものです。
 縁側みたいなところに座って、お店のお母さんとおしゃべり。お餅をあぶりながら、作り方も教えてもらいました。ストーブの炎で体も温まっていい気持ち。さて、もうひと歩きがんばりますか。おいしいおやつを探しに。