cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ペニンシュラホテル

 きっと一生に一回しか泊まらない(泊まれない?)と思うので、ホテルについてちょこっと自慢してしまうのを許してください。
 ハイティーを楽しんだ後、私たちが通されたのは、角部屋の明るいお部屋。コロニアル風の真っ白な壁で、調度品もシンプル&モダン。ふかふかの廊下を曲がると寝室。まっすぐ行くと、トイレとバス(別々)。とにかく広いです〜。
 テーブルには、熱々のウェルカムティー(ジャスミンティー)とフルーツが用意されていたので、ここでまたお茶タイム。ドラゴンフルーツやスターフルーツが入ったこのバスケットは、毎日違う種類のフルーツが運ばれてきます(涙)。


   

 テレビも超特大画面で、NHKやCNNはもちろん、イタリアのRAIまで入る多チャンネル。ファックスもついていて、パソコンはインターネットケーブルを貸してくれるので無料でつなげます。地味ですが、感動したのは、コンセントがあらゆる国に対応するようになっていること。もちろん日本のものもそのまま差し込めます。 
 はぁ〜、もう行ったりきたり、いちいち感動するので過呼吸に。お、落ち着けワタシ。素数でも数えよっ・・。

 
 さて、気になるバスルームは、日差しがサンサンと降り注ぐ気持ちのいい空間。大理石のバスタブの脇には、なんとテレビもはめ込まれていました(涙)。
 シャワールームは独立型。洗面台は二つあり、そのほかに鏡台もついていて、どの鏡も本物よりちょっとよく映ります(←いわゆる美人鏡)。
 石鹸は、ベジタブル、オリーブなど3種類。合計12個。あ〜、こんなに使い切れない〜って、全部使わなくていいのか。そのうち二つは、ペニンシュラの入り口の「DOOR GODS」を彫った箱入りで、お土産にお持ち帰りくださいとのこと。すごい、家宝にしよう(←小市民)。

 さっそく、バスオイルをいれてお湯を張ります。ところが、優雅に体を沈めようとしたら、足が向こう側に届かなくてツルンっ。もう少しで頭を打って死ぬとこでした。あぶないあぶない。「美人セレブ香港ホテルで謎の溺死」なんて洒落にならんし(←死亡記事はできれば自分で書きたい)。
 広すぎるバスタブの中で溺れたら保険おりるのかな〜と考えながら、毎日3回手すりをしっかり握りしめながら、アワアワのお湯の中でボーッ。
 今振り返ると、香港で一番よかったのは、このスリルとリラックスに満ちたバスタイムだったのかなぁなんて思います。

     

 ホテルでは他にも小さなサプライズが待っていました。 二日目の夜、夕飯を食べて部屋に戻ると、ベッドサイドには、ミネラルウォーターと一緒に「ペニンシュラ・ベア君」がちょこんと2匹。うぅ、こんなかわいいドアマン初めて。日本まで荷物運んでくれるらしいです(^^)。どうぞよろしく。むぎゅぅ(←ハグ中)。
 猥雑さとエネルギーに満ちた香港で、このホテルは唯一心静まる場所となりました。