cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

高知の日曜市

 高速からみえる山々はうっすらと雪化粧、今年一番の寒さです。
 さすらいの旅人cipolina(?)、本日は、高知の「日曜市」にやってまいりました。
 高知城の追手門からのびるおよそ1キロの道筋には、真っ赤に熟したトマトや南国土佐のフルーツ「水晶文旦」を売る八百屋さん、刃物屋さんにカゴ屋さんと、ジャンルを問わずありとあらゆる種類の露店が並びます。
 お店の人は、すっごく売る気があるのかと言うとそうでもなく、丸い小さな椅子にちょこんと座ってのんびりお茶をのんだり、おしゃべりに興じていたりと、ほのぼのとした空気が流れています。中には寝ている人も?? おばちゃん、起きて〜(↓)
       
 市場の楽しみは、やっぱり買い食い。まずは熱々の焼き芋を200円で購入。(20センチくらいの大きさ2本)。袋を持つ手もジンワリと暖かく、湯気でみるみるうちに鼻が赤くなっていきます。
        
 おばあちゃん手作りの「ほんまもん田舎寿司」は、鯛やサバ、カブラやシイタケなど地元の素材を使った滋味あふれるもの。サッパリとしたお酢加減が絶妙です。でも、箱の中の組み合わせは、似ているようでいて一つずつ微妙に違うので、選ぶ時は慎重に。どれにしようかな。迷うのもまた楽し。 
      

 おいしそうな干し柿の脇で、可愛らしい紳士と目が合いました。買うべきか。買わざるべきか。悩める胸中は同じ?
     
 
 市場歩きは楽しい♪でも、その後のご飯はもっと楽しい♪ というわけで、次回は「GO!GO!カツオ料理」の巻です。
 それにしても、帰り道は、雪に降られて参りました。四国の冬は温暖だと私に教えたのは誰だ。まっこと寒いぜよ。(←土佐弁??なんか違う気も)。