cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ワクワク器選び 

はじめての町に行く時は、先入観をもたないために、あえてガイドブックを読まないようにしています(←ホントは不精なだけ?)。
特に、焼き物を見るときは要注意。情けないことに「人間国宝」とか「〜賞受賞」の文字をみると、すぐに「へへ〜。参りました」となってしまうので、窯元の名前や略歴は最後の最後まで見ません。新鮮な気持ちで器を選ぶということは、より真剣になれるということで、それを楽しむ気持ちをもてるといいなと思っています。
 トップ写真は、砥部伝統産業会館で見つけた「コスモス」の大皿。青みのかかった白磁に、はかなげにゆれるオレンジとピンクの花。この微妙な色味は、磁器で表現するのはとても難しいものです。
たしかなデッサン力で描かれた秋の花々はやさしさと凛とした強さをひめていて、一目で心を奪われてしまいました。