cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

和食器で「カフェぐらし」


 「カフェぐらし」と名づけられたこの会は、地元の陶芸塾を卒業したばかりのピカピカの新人さんたちの作品を集めたもの。大きさが微妙に不ぞろいだったり、底が少し不安定なものがあるのはご愛嬌。
 砥部焼のイメージの垣根を軽々と飛び越え、のびやかな感性で作られた作品たちは、形は違っても、その心はしっかりと受け継がれ、どの顔もやさしい表情をしています。

 トップの写真は、郷田裕佳子さんの作品。緑茶はもちろんカフェにもレモネードにも、そしてホットワインにもあいそうな、淡い色彩が美しいお茶碗です。
 楕円のお皿と角皿は、武丸和代さんのもの。白地にこげ茶のラインだけの思い切ったシンプルさが魅力ですが、ニコニコ雲の「箸置き」のようにお茶目な作品にもひかれました(一人だけ仏頂面くんもいます)。だれかに見つけられちゃう前に、「ファン一号」を名乗っておこうと決心。
「将来立派な作家さんになってね」と小さな下心、じゃなかった、小さな願いをこめて、ニコニコ雲さんとその他お皿さんたちを二枚づつ購入しました。
 まだデビューしたての作家さんたちの作品に触れて、夢をもって生きるってすばらしい〜と、なんだかワタクシ、いつになくパワーがみなぎってくるのを感じます。
 まずは景気づけに、ケーキでも食べて(?)、明日も「がんばっていきまっしょい」。
砥部焼き巡り続きます・・・。