○○の中心でワインを飲む♪

　引越しの翌日、早速出向いたのは、地元の酒屋さんが主催する「ワイン会」です。全くお酒が飲めないけれどお話上手なご主人と、物静かな語り口のワインアドバイザーの奥様が10年前に始めたこの会。今回がなんと99回目だそうです。
　ワイン好きだけではなく、奥様が用意されるお料理が楽しみで通ってくる方もいて、ご夫婦の温かな人柄が、年齢も職業も違う様々な人たちをひきつけているようです。
　　試飲はゲーム形式でスタート。金色の紙で隠された白ワインを三種類試して、その産地と値段をあてるのですが、これがさっぱりわからない。わからないのでさらに飲む。時間がたつと香りが変わるのでまた飲む。おかげで回答を出す頃にはヘロヘロになってしまいました。（いつものこと？）
　　　
　さらに、参加者の一人、女性杜氏（「夏子の酒」で知られるようになったとはいえ、女性はまだまだ少ないそうです）の方が、ご自分で作った日本酒「森の翠（みどり）」を持ってこられたので、そちらも試飲。そして、このお酒にピッタリだという「シェーブルチーズ」もいただいたのですが、これがまたおいしくて。
　このチーズは、彼女のお酒を飲んだ静岡のチーズ農家の方が、是非にと送ってくださったものだそうで、熟成の加減も絶妙。羊の乳特有の臭みとクセのあるチーズが、お酒と合わせることで、丸くとろけるような味わいに変化していきます。この組み合わせがあまりにも素晴らしくて飲みすぎたため、赤ワイン2種類については記憶なし。前半飛ばしすぎてしまいました。とほほ。
　来月はボジョレーの会。まだ近所もほとんど歩いていませんが、酒屋さんへの道筋だけはしっかり覚えました。そして地図にも赤丸印がポチっと一つ。通える場所ができて、とりあえずホッ。