cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

日影茶屋にて


 写真左は、金針菜というユリの蕾のお浸し。右は、花のようにかわいらしい秋鮭の鳴門巻です。黄身酢あんを菊の花のようにあしらっていました。
 最近、母が入院中のため、元気がなかった父も、美しい料理を前に少し気持ちがほぐれた様子。人間、どんなに落ち込んでいても、おいしいものをおいしいと感じられるうちは、なんとか立ち直れるものです。

『「9」は奇数の中で一番縁起のいい数字』とのこと。夏のどたばたももうすぐ一段落。菊のおとそを飲みながら、家族の健康を祈りました。ラッキー7ならぬ、ラッキー9のお祝い、来年は一家そろって食卓を囲めたらと思います。
 今日行ったお店は、葉山の日影茶屋。「おいしいものをいろいろつめましたコース」(5000円)は、お造り、焼き物、煮物など全9品とお値打ちでした。野菜と魚中心の献立でなんだか体の中からきれいになりそうです。
9月22日〜25日の4日間は、「伊勢海老づくしのコース」が食べられるとか。母よ、全快祝いは予約しておいたよ。だから何がなんでも治ってね。