cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

エビ好き垂涎の宿、「ホテル・クラウディオ」

 イタリアでバカンスと言えば、やはり「海」です。「なんでそんなに?」というくらいイタリア人は海好き。いや日焼け好きか。
フィレンツェにいた一ヶ月の間も、ホームステイ先のマンマや学校の先生たちは、週末になるとピサの近くの「ヴィアレッジョ」という海に行っては肌を焼いていました。
 そんなフィオレンティーナたちの憧れのリゾート地の一つが、リヴィエラ海岸。トスカーナからフランス国境にかけての美しい海岸線は、チンクエテッレやポルトフィーノといった小さいながらも魅力的な入り江の町が点々と続いています。
私たちが滞在したのは、「BERGEGGI」という町。フィレンツェからは3時間、ジェノバから1時間、南仏ニースに向かう道の途中にあります。
訪れたのは7月初旬。ちょうどバカンスシーズンの始まりで、海水浴客でにぎわっていました。
 今日の宿は、「Claudio(クラウディオ)」。勾配のきつい崖のような山に建つ白い建物。テラスの椅子からは、海が一望でき、実に優雅な雰囲気です。(トップ写真は、部屋のテラスからみた景色。白いテントの下がリストランテ)。
 ジェノバからフランスの国境までは、宝石のような町がたくさんあるのに、あえてここに泊まろうと思った理由はただ一つ。「おいしいエビ」が食べられるから♪
クラウディオは、シーフード料理を得意とするレストランホテル(昨年までミシュランの一つ星)。お昼も抜いて夜の「エビ」にかけます。