cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ワインの前で遠慮は無用

 ピエモンテ、ワイン飲みまくりの旅も今日で終わり。締めくくりはバルバレスコです。アルバの町から、ゆるやかな山道を上っていくと、そこは一面のブドウ畑。畑を見下ろす見晴らしのいい場所に、瀟洒な佇まいの農家がポツリポツリと建っています。やはりこの辺りの人はお金持ちなのかな?
 豪邸には「カンティーナ」の表札もあり気になるところ。でもがっちり門が閉まっているので、遠くからみるだけ。
 私たちが訪れたのは、村営のエノテカ。標識などの案内がなくても、昼の暑い時間に、畑の中を走っているなんて物好きは観光客に間違いなし。前の車について行けば大丈夫です。
 バルバレスコのワインは、バローロのものより全体に酸味が強め。グラス飲みは1杯1.5ユーロ(約170円)。テーブルに並んでいるワイン以外でも、目当ての物があれば飲ませてくれます。それが分からずに、大人しく向こうがすすめるボトルを飲んでいた私。ドイツ人やアメリカ人は、次から次へ新しいボトルを指さしては、試飲用に開けさせます。もっと強気にいかなきゃダメなのね〜。と反省。(しかし、どれでも飲めれば幸せだったりして)。