まずは肩ならしの1杯

　バローロにある11の村には、それぞれ公営のカンティーナがあって、ワインの試飲ができます。（写真は、ラ・モッラ村のカンティーナ。）
　一杯は約2ユーロ（約260円）。特別いいワインを飲む場合のみ、４ユーロ(約520円)。
　パンやグリッシーニを出してくれたり、ワインについての説明をしてくれたりとサービスもなかなか。気に入ったワインはその場で買うことができます。

　
　味見とはいえ、グラスにはなみなみとワインが。飲み比べるどころか一杯でかなりご機嫌になってしまいました。肩ならしのはずだったのにおかしいなぁ。でも「もうダメ」とか言いつつ、心は次のカンティーナへ。
　ラ・モッラの村からは、すり鉢状に広がる緑のブドウ畑が見えました。畑の中に点々と続く小さな村々。世界に名高いバローロの丘は、とても静かで穏やかなところでした。そしてなぜか、北海道・美瑛のジャガイモの花畑とイメージが重なってしまうワタシなのでした。
つづく・・・。