cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

コアントローのクレープ

 でも、トンネルを抜けると、どしゃぶりの雨。10分おきに降ったり止んだりの天気のせいで、モンブランの頂上は厚い霧に包まれたまま。
 クールマイヨール側から見た時より、氷河がずっと近くに見え、そびえ立つ山々は、雄々しく近寄りがたいオーラを放っています。
 シャモニーは、国籍も様々な登山客で賑わう観光都市。そういえば、故・植村直己さんは、ここで山のガイドをしながら、チェルビニア(マッターホルン)を目指したんだよな〜。と昔読んだ本のことを思い出しました。
 山歩きはかないませんでしたが、代わりにおいしいクレープ屋さんを見つけました。コアントロー(オレンジ風味のリキュール)がかかった熱々のクレープ、ボールのような器に入ったカフェオレのおかげで体が温まります。
 注文の時、「ボン・ジュール」と言われてドキドキ。「カフェ・オーレ」の発音がわからずモゴモゴ。フランス語って、イタリア語の100倍発音が難しい・・・。