おいしいジェラテリアは行列覚悟!?

　フィレンツェを出てから１週間。まだ一度もジェラートを食べていません。毎日食べまくっていたのがウソのようです。もちろん食べる気は満々。一日二回食べたっていいくらいです。
　でもどうも食指が動かない。上に生クリームがのっていたり、色が鮮やすぎたり（着色入り？）するお店は落第。観光客相手のお店もバツ。(自分も観光客であることは忘れている・・・）。なんて言っていると入れるお店がないのです。
　 でも、今日やっとミラノでおいしいジェラテリアを発見しました。カルミネ教会のそばにある「TOLDO」です。通りで食べているお客さん達のジェラートを見て、ついに私の触覚もピピッと反応しました。
　店内はまるでデパートのセール会場のような混雑。お昼のハッピーアワーにぶつかったようで、この時間だけのジェラートとカフェのセットを求めて、カウンターの前はビジネスマンが鈴なりです。でも、順番待ちの列は意外にきちんと守られていて、「さすがミラノは違うねぇ」と妙なところで感心…。
　写真は「イチゴとオレンジ」。どちらもツブツブとした果肉の感じが残っていてさっぱりとしています。
　夕方ならもっと空いているかと、再びお店の前を通ってみると、今度は仕事帰りの人たちでいっぱい。ミラノ人よ、他においしい店はないのか？なんてそんなわけないだろうけど、ミラノでおいしいジェラテリアを見つけるのは案外大変!? ジェラテリアだらけの町フィレンツェが、ちょっぴり恋しくなりました。

写真下:お店の前には入ろうか入るまいか迷っている人も多い。その悩める女心、いや男心、わかるっす☆