cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

お菓子のカーニバル?

 昼食後、友人が連れて行ってくれたのは、「パスティッチェリア・マルキーニ」。サンマルコ広場のカフェ・フローリアンにもお菓子を卸している老舗のお菓子屋さんです。
ウィンドウに並ぶお菓子はフルーツを型どったものが多く、色合いも華やか。ヴェネチアンカラーはガラスだけにあらず。宝石のように輝くお菓子たちは食べるのがもったいないほどです。

 店内にはチョコやクッキーがぎっしり。ヴェネチアにはいろいろな種類のクッキーがあって、薄焼きの「バイコリ」、メレンゲの「スプミリエ」、S字型の「エッシ」、骨の形の「オッシ・ダ・モルト」、お酒に浸して食べる「ブッソラーイ・ブラネーイ」などなど、どんな由来があるのか知りたくなるものばかりです。
 マルキーニには、仮面のチョコレート(写真下)なんていうのもあって、これにはちょっと笑ってしまいました。冬だったらおみやげにしたいところですが、とけたら悲惨ですね。自分用にヘーゼルナッツの香りのGIANDUJAの板チョコ(4ユーロ)と袋詰めのバチ・ディ・ダーマというをクッキー(7ユーロ)を購入。

実はもう一軒、ヴェネチア伝統菓子を作っている「COLUSSI」というお店にも行く予定だったのですが、6月〜9月まで休業とのこと。残念。イタリアでは自分の思い通りにならないことがたくさん。やりたいことの半分ができれば上出来と思うようになりました。やり残したことは、また次の楽しみに。