cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

お気に入り大集合







      そんな陶器あさりの歴史の中で、まさに一目ぼれで買った、お気に入りの器のいくつかを紹介してみます。(写真左から)

  • 1 「源右衛門イズニク手」(有田) トルコのイズニク陶器の文様と、古伊万里が融合したシリーズものの1枚。青というか、藍色の深みがなんとも言えません。
  • 2 源右衛門(有田) これも模様と青と白の調和が美しい。床の間(そんなもの、今のうちにはないかも)に飾ってもいいぐらいです。
  • 3 小皿(益子) あまり益子らしくありませんが、色づかいにひかれました。使ってみると、いろんな場面に使えて、なかなか重宝しています。かわいらしく食卓を彩る一品。
  • 4 深皿(唐津) 色も、絵柄も、落ち着いた感じで、まさに唐津という一品。この皿も、お店を歩いている時に訴えかけてきました。高かったけど、思い切って買っちゃいました。

 陶器好きのわたしのモットーは、普段使いの皿です。母の世代が、いい食器を買っても、割ってしまうといけない、もったいないから、お客さんが来た時に、などといって、食器棚の奥深くにしまっているのをみて、逆に、ああもったいないと思う世代です。器は使ってこそ、その価値がわかると思っています。

 器と料理の組み合わせを考えながら、今日はどの器を使えばおいしくいただけるかなと、夕食のテーブルの彩りを思い浮かべる。かっこよく言うと、ちょっと食卓に絵を描く感じなのかな。シェフを気取って、おいしく作る。画家を気取って、美しく盛りつける。わたしの至福の時間です。

 ということで、乱入第1回「陶器の巻」を終わります。