エリオ・ロカンダ・イタリアーナのランチ

　昼に「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」で誕生日会を開いてもらいました。年をとるのはちょっと寂しいけど、おいしいものが食べられるなら一年に2、3回誕生日があってもいいなぁ。ふふふ。
　先月、ここでいただいたディナーが印象的だったので、また来たいとリクエストしておいたのです。今日も近所のビジネスマンやイタリア人でいっぱい。ディナー時は優雅な物腰だったサービスの人たちも、ランチでは倍速の早回しで動いていました。

　お昼のコースは、1600円、2200円、3800円の3種類。スポンサーには悪いと思いつつ（ウソ）、ここは遠慮無く3800円のフルコースをいただくことにしました。　前菜が２皿、パスタ、メイン（チキンかスズキからチョイス）、デザート盛り合わせの豪華版です。

　まず前菜の前菜として「ブルスケッタ」（写真左上）が登場。カチカチの薄切りフランスパンではなく、サクッと歯触りのいいパンを使っているところが「技あり」です。トマトの旨味が踊るブルスケッタを食べただけで、この後に続くお皿たちへの期待が高まります。

　 一番楽しみだったのはパスタ2種類。ピリっと辛いサルシッチャ（ソーセージ）を使ったトマトベースのコンキリエッテ（シェル型のパスタ）と、ムール貝とアサリを使ったペスカトーレの二つは、イタリア南部カラブリアの海(行ったことないですけど)の香りが漂ってくるようです。

　でも、この時点でお腹いっぱい。出だしで田舎風のパン（フォッカッチャ）を食べ過ぎたことを悔やみます。
　メインは地鶏、またデザートはティラミス、アーモンドパンナコッタ、ブラックチェリータルトの3種類。最後のエスプレッソも入らないくらい満腹です。

　ご機嫌なランチに満足すると同時に、美貌だけではなく(?)、胃腸の限界も落ちてきたことを痛感いたしました。ふー。もちろん夕食は抜きです。

※前回のディナーはこちらに→「 http://d.hatena.ne.jp/cipolina/20050412」