cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

甘夏みかんジュレ

 夏が近づいてくると、食べたくなるお菓子の一つが「ジュレ(ゼリー)」です。5月に入って、デパ地下にもいろんな種類のジュレが並び出しました。「風呂上がりにビールを一杯」の代わりに、「冷たいジュレ」でクールダウン。これがけっこう気に入っています。
 先週、瀬戸内海から届いた「甘夏ミカン」がまだ段ボールに半分残っていたので、そのうちの3つ使って、ボール一杯分のジュレを作ってみました。
 冷たいジュレは、甘夏さえむいておけば、10分ほどで作れる手軽なデザート。ただ冷やす時間があるので、私は前の晩に準備しておくことが多いです。
 用意するのは、甘夏ミカン3コ(少しほぐし砂糖を軽くまぶしておく)、オレンジジュース400cc、砂糖20g、板ゼラチン4g(水でふやかしておく)。スパークリングワイン80cc(辛口のシードルなどでも代用可)。コアントロー大さじ1〜2(なくても可)。
 作り方は、(1)まずお鍋にオレンジジュースと砂糖を入れて温め、水でふやかしたゼラチンを入れてとかす。(2)ゼラチンがとけたら鍋を火から下ろし、氷水をあててかきまぜながら冷ます。(3)冷たくなったら、甘夏ミカンとスパークリングワインを加え、最後にコアントロー(オレンジのリキュール)を香り付けに大さじ1杯程度加える。(4)ガラスの器にいれて冷やす。
 お酒が苦手な方は、甘くない炭酸水でも代用できます。炭酸系のものを入れると、ピリっとしたアクセントがでるのですが、なければ水でもかまいませんし、甘夏のしぼり汁をいれてもよいです。
 そのままでももちろんおいしいですが、さらに辛口のスパークリングやシードルを注いで、シュワシュワとさせて食べるのもオススメです。「ゆるゆる&とろとろ」の大人のジュレで、一足先に夏の気分を味わってみてはいかがでしょうか♪
※前回の「甘夏の杏仁豆腐」はこちらをどうぞ→「http://d.hatena.ne.jp/cipolina/20050511