cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

ジャムの快進撃

 このところのジャムの進化は目覚ましい。昨年、鎌倉に「ロミ・ユニ・コンフィチュール」がオープンしたのを皮切りに、銀座の「コンフィチュール・エ・プロヴァンス」、世田谷の「コンフィチュール・アッシュ」など次々と現れたジャム専門店。都内の人気パティスリーもこぞってジャムを売り始めた。この一年の間に、フランス語の「コンフィチュール」という呼び方も定着し、食卓の脇役から一気に主役へと躍り出た。しかし今どきの「コンフィチュール」は、1瓶1000円〜2000円とお値段もかなりのもの。毎朝のパンのお供は、特別な日のごちそうへと様変わりしつつある。ジャムの快進撃はどこまで続くのか。「ジャム様」いや、「コンフィチュール様」とよぶ日も近いかもしれない。