cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

「ダーリンの頭ん中」

 突然こんな話を思い出したのは、昨日「ダーリンの頭ん中」(小栗左多里トニー・ラズロ著/メディアファクトリー)を読んだからです。語学が大好きなトニーさんとさおりさんの会話は可笑しくて、そしてためになります。「《the》は《ジ》って読むの?それとも《ザ》?」とか「外人は《V》の発音の時、ほんとに唇をかんでいるか」などなど、目からウロコの話が詰まっています。「語学は完全に理解できないところが楽しいんだよ。」というトニーさんの言葉が素晴らしい。日本人より日本人らしいトニーさんには随所で驚かされます。言葉の持つおもしろさに、思わずひきこまれた一冊でした。

ダーリンの頭ン中 英語と語学

ダーリンの頭ン中 英語と語学