忘れっぽい人におすすめの一冊
「何しようと思ったんだっけ」、ふと考え込む瞬間はありませんか? 「あの番組で見たあれ何だっけ」、話すとき代名詞を乱発していませんか?「明日の記憶」(荻原浩著/晶文社)を読むと、いつもの物忘れが笑い事なのかどうか不安になります。(ワタシだけ?)
主人公は中年の広告営業マン。ある日、若年性アルツハイマーと診断され、徐々に記憶を失っていきます。現実味がある分、ホラー小説よりもコワく、そして一気に読まされてしまうストーリーです。
まずは明日の朝、今日食べたものを全部言えるかどうかを試してみてください。危険信号が光ったら、読むべし。
- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/10/20
- メディア: 単行本
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