cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

忘れっぽい人におすすめの一冊 

「何しようと思ったんだっけ」、ふと考え込む瞬間はありませんか? 「あの番組で見たあれ何だっけ」、話すとき代名詞を乱発していませんか?「明日の記憶」(荻原浩著/晶文社)を読むと、いつもの物忘れが笑い事なのかどうか不安になります。(ワタシだけ?)
主人公は中年の広告営業マン。ある日、若年性アルツハイマーと診断され、徐々に記憶を失っていきます。現実味がある分、ホラー小説よりもコワく、そして一気に読まされてしまうストーリーです。
まずは明日の朝、今日食べたものを全部言えるかどうかを試してみてください。危険信号が光ったら、読むべし。

明日の記憶

明日の記憶