cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

祖師谷「広味坊」

「行きつけのお店」がほしい〜。これは「3億円当てる」の次にかなえたい私の夢。ん?そうでもないか。次の次の次くらいかな。
でも、最近月に1回くらいのペースで通う店ができたんです。それは若き女性シェフ(30歳くらい??)が鍋をふるう祖師谷大蔵の中華「広味坊」です。
ここは、ウニカニ丼やアワビのリゾットなど、ちょっと変わったメニューがあるんです。イタリアンやフレンチを思わせるようなオリジナリティーあふれる中華。いかにも町の中華屋さんといった風情なのに、そのギャップに驚かされます。
今日私が頼んだのは、「ナスと豚バラのあんかけ丼」。テンメンジャン(中華ミソ)のソースが絡んだ具がたっぷりはいっています。ご飯との割合はちょうど1対1。よく混ぜて食べます。
広味坊でいつも感じるのは「調和」です。辛くもしょっぱくも甘くもない、まぁるい味。
「辛くておいしい」とか「甘くておいしい」とよく言ってしまいますが、それはここの料理にはあてはまりません。まぁるい味を表現する彼女は「天才だ〜」と思います。
 惜しむらくは、最近改装して、値段があがったこと。祖師谷の庶民的な商店街の中では、高級店にランクインするのではないでしょうか。以前からごひいきにしていた「地元のお客さん」がついてくるかどうか、ちょっと心配です。
あと気になるのは、メニューから消えたウニカニ丼。あのリゾット風の丼のファンだったのになぁ。ぜひまた復活させてほしいです。