cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

上新粉のケーキ

昨日は疲れて早めに寝てしまいました。日記更新ならず。とほほ。
午前中、友人と電話でおしゃべり。電話で話すことは少ないので、なんだかうまく言葉がでてこない。ありゃ〜、どうして〜。でも「トラックバックってなに?」とか、「すでにネタ切れで」とかブログの話を聞いてもらえて、ちょっとスッキリ。ありがとEさん。

 昨日は和菓子と洋菓子の理論の授業。試食も持ち帰りの楽しみもないので、いつもよりテンション低めで学校に向かいました。寝るかもzzz。
 しかし「和菓子は水、洋菓子は空気を売るといいます」という初っぱなの先生の言葉は効きました。スキンヘッドで半袖、見るからに燃えている先生の語りは熱く、午後もますますヒートアップしていきました。
 週末のスクーリングには北海道から沖縄まで全国各地から年齢、職業もばらばらな生徒が集まってきます。必修授業を泊まりがけで連続して受けていく人、何日かに分けて通う人、授業の取り方も様々です。我こそはドルチェマニアという人たちですから、話しは楽しく、授業中も先生に鋭い質問が飛びます。 
 今日一番の話題は、薄力粉の代わりに上新粉米粉・お団子などを作る粉)で作るお菓子でした。小麦粉アレルギーの人のための代替品として、にわかに脚光をあびた上新粉は、シフォンケーキや、バターロール、天ぷらの粉としても利用でき、もっちりとした食感がブームをよんでいます。最近ドイツではアレルギー食品に対する見直しが強まってきていて、手粉に小麦粉を使うことも規制されているといいます。こういった動きはフランスやベルギーにも広がりをみせているので、米の粉は今後ますます注目を集めそうです。
 スイーツ関係の雑誌で、モンサンクレールの辻口シェフが群馬製粉とタイアップして「リ・ファリーヌ」という米粉を売り出したという記事も目にしました。普通の薄力粉と同じように手軽に扱え、製菓材料店で簡単に手にはいるようです。 
 写真は先日作ったシフォンケーキ。次は上新粉で試してみますか。