cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

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アルザスのお菓子屋さん

木組みの家、ゆるやかに流れる運河。町を彩る花かご。ケーキにビスケットにヴィエノワズリー。昼はお菓子に魅惑し誘惑され、夜はワイン&ビールでご機嫌に。 アルザス。あれは夢だったんじゃないかと思ったりする今日この頃。いや行ったよねぇ。たしかに行っ…

コウノトリの卵

今週からフランス語を習いだしました。さびついてボロボロになっているイタリア語をどうにかしたほうがいいんじゃないかと思ったりするんですが、諸般の事情により。。。もごもごもご。 で、おとといが一回目だったわけですが、早くも「R」の発音で苦しんで…

奇跡のメダル

去年パリで住んでいた家のそばに、「奇跡のメダル教会(CHAPELLE-NOTRE-DAME DE LA MEDAILLE MIRACULEUSE)」という教会がありました。 1830年代、見習い修道女カトリーヌ・ラブレーの前に聖母マリアが現れたとされる場所。マリア様を刻んだメダルを市民に配…

MARSEILLE「FOUR DES NAVETTES」

舟つながりでマルセイユのお菓子「フール・ド・ナヴェット」の話を少々。 フール・ド・ナヴェットは、南フランス・マルセイユのお菓子。バルケットも小舟(ボートっぽい)ですが、ナヴェットも小さい船(観光船のような小さな船)という意味。 ↑マルセイユのお菓…

バルケット・オ・マロン

こんばんわ。マロリーナです(いつから・・)。 モンブランに栗饅頭、栗蒸し羊羹、栗きんとん、甘栗にマロンパイ。えっとほかに何かなかったかしら。とにかく栗のことを考えただけで胸が苦しくなるほど。栗があればもうなにもいらないというくらい栗ラヴァー…

TARTE DUO CERIESES

昨日から降り続いた雪が、ベランダに10cmほど積もりました。 朝9時にくるはずだった電気屋さんから、11時半に「行けない」との電話。 に、に、2時間半も待ったのに。 いや怒ってはいないんですよ。ぽきぽきぽき(←指鳴らしてるけど)。呆れたただけでございま…

MACARON LISSES (マカロン・リセ)

卵白と砂糖とアーモンドパウダーで作るマカロン。地方によってマカロン・ド・ナンシー、マカロン・ド・アミアン、マカロン・ド・サンテミリオンなど、土地の名前のついた様々なマカロンがあるようです。 パリのマカロンは「マカロン・パリジャン」とよばれて…

KUGELHOPF(クグロフ)を作ろう♪

軽くてふんわりしていて、それでいてしっとりとした生地。イーストで発酵したほんのり甘いクグロフは、朝ごはんにもおやつにもピッタリのお菓子です。 というわけで今日は「クグロフ」作りにチャレンジ。 レシピは、アルザス出身のパティシエ、ピエール・エ…

KUGELHOPF(クグロフ)

今日は、大好きなお菓子「クグロフ」の話を勝手にじゃんじゃんすすめようと思います。 クグロフは、ドイツとの国境に近いフランス・アルザス地方のお菓子。ストラスブールやコルマール、リクヴィルのお菓子屋さんのウィンドウには大小のクグロフが飾られてい…

ピンクのマドレーヌ 

そんなわわけで、自分のマドレーヌをつくってみることにしました。 お正月なのでちょっと華やかに「ピンクのマドレーヌ」。基本生地にミルでひいたドライフランボワーズを加えて春色に仕上げました(シェル型はハニーレモン味)。 焦げた香りを胸一杯に吸い…

マドレーヌ・ド・コメルシー

あけましておめでとうございます。 今年も甘くて酸っぱくてほろ苦いケーキ天気な一年にできたらと思います。どうぞよろしくお願いします。 さて、はてなにはキーワード機能というのがありまして、どんな「キーワード」で自分のブログに遊びに来てくれたかが…

Bonjour、Boillabaisse!(ブイブイ・ブイヤベース)

マルセイユに来たら、これを食べなきゃはじまりません。 ブイブイ♪ブイヤベース♪ 「4種類以上の魚をサフラン、にんにく、トマト、赤ピーマンで煮込んだプロヴァンスのスープ。 あ、お腹が・・・。

マルセイユの青い海

フランス最後の週末、学校の子4人でマルセイユへ行ってきました。 すいません。超手抜き紀行です。時間ができたらちゃんとしよう。そうしよう。

クリスマス・ツリー

気付けば12月。 旅日記の途中ですがちょっとお休み。 こんなん作ってみました。 お菓子のミニツリー。 サンタさん、サンタさん、今年は迷わずうちにきてね。一億円もって。 待ってるから〜。

「Pain de sucre(パン・ド・シュクレ)」のマカロン 

またマカロンですいません。 やめられないとまらない状態。 2ヶ月で100個近くたべたんじゃないかと・・そのツケは確実にお腹周りに・・・(涙)。 写真は、「PAIN DE SUCRE」のマカロン。 生地は焼きが深くサックリ。フルーツを凝縮したようなストレートな味…

ピエール・エルメ「マカロン」

女の子はみんなマカロンみたいだと思う。ピンクにレモンイエローにバニラホワイト。清楚で可憐、時に小悪魔的。指先でそっとつまむと、消えそうなはかなさ。 写真は、ピエール・エルメのもの。シャンパンゴールドの栗のマカロンは中に抹茶クリームが(右中央…

ジャン・ポール・エヴァン「ピラミデ」

うちの父は、「ケーキは女子供の食べるもの」なんて思っている節があり、レストランや喫茶店など外では絶対食べません。 甘いものを食べているところを、人に見られたら恥ずかしいというのです。 な、なぜ? そうゆう世代なんでしょうか。それとも性格なんで…

ジェラール・ミュロ「バルケット・オ・マロン」

フランス人は意外と冗談好きで、授業中もシェフは頻繁にジョーク(オヤジギャグ)をとばします。 だから、「パリに来たらみんな1週間に1キロ太ります。1ヶ月で4キロ。2ヶ月で8キロ。覚悟してください。」とシェフが言ったときも、「まさか〜」「冗談キ…

ジヴェルニー「モネの庭」

パリから西へ70キロ。ノルマンディの小さな村「ジヴェルニー」にある「モネの庭」を訪れました。 実はワタシ、過去に3回「ジヴェルニー」に行こうとしたことがあるんですが、いつもアクシデントが起こって中止。電車がストだったり、一緒にいた友達の具合が…

日曜日の公園

9月〜10月にかけてのパリは晴天が続き美しい季節でした。 パリが素敵だなぁと思える理由の一つは、緑が豊かなことです。ブローニュの森、チュイルリー公園、セーヌのほとり。そこには背もたれがいい具合に曲がった鉄製の椅子が置かれ、日光浴をしたり、読書…

日曜日のマルシェ

パリは都会ですから、英語だけで生きていこうと思ったらなんとかなるわけですが・・・。 それでもフランス語が話せたらどんなによかっただろうと思うことばかりでした。 そう、特に市場では! (切実) 言葉ができないとほしいものも買えない。上手く伝えられ…

アメリとモンマルトル

どもども。無事帰国いたしました。パリで一番印象深かったのは、やはり「スト」!! 地下鉄のあとは、エールフランスが(私の便は大丈夫でしたけど)、そして,友達が予約してくれたオペラ「トスカ」もキャンセル。徹底的にやりますね。あの国の方たちは(涙…

SALON DU CHOCOLAT

パリに住んで感じたのは、ショコラティエ(チョコレート屋さん)の多さです。 パン屋さん、ケーキ屋さんの並ぶ通りがあったら、その向こうに必ずといっていいほどショコラティエがあります。 でも、チョコレートはとても高価。お店に入るのはケーキ屋さん以上…

DIPLOMET DE PATTISSERIE

あ、どもども。 試験無事合格しました。ここ数週間は本当に胃が縮むような思いでした。ご心配してくださった皆さん、ありがとうございました。 言葉が聞き取れず、帰ったほうがいいかもしれないと思った初日が昨日のことのようです。 ここまで続けてこられた…

EXAMEN DE PATTISSERIE(試験がやってきます)

早いもので、フランスに来て7週間。学校が始まってから6週間になります。 今週は、恐怖の試験。なんとトップバッターです。 これ受からないとね。なんのために頑張ってきたのかわかりません。はぁぁ、胃が痛い。 終わったらビール飲んでやる〜。夜遊びして…

TARTE SABLEE AUX FRAISES

今週は、タルトに始まりタルトに終わった一週間でした。そしてストに泣いた週でもありました。 木曜日から始まったスト。私が使っている12番線は、3日たった今日も止まったまま。 1番、4番、14番などの主要路線は復旧しましたが、ほかは動いていません。そ…

CHOCOLAT CHAUD

こんなん書いていると、毎日遊んでいるんじゃないかと思われるかもしれませんが・・・。 違うんです。えぇ断固違うんです。これは勉強なんです。ほんとにほんとです。 今日はチョコレートの勉強をしに(←ここ大事)、「MAISON DU CHOCOLAT」へ。 トップ写真…

STOHRER「アリババ」と「イチジクのタルト」

パリで一番古いケーキ屋さん「ストレー」にいってきました。 ルイ15世とポーランド皇女マリーの婚礼の儀に作られた「アリババ」。 考案したのは、ポーランドの宮廷菓子職人「ニコラス・ストレー」。 当時貴族の食べ物だったケーキを一般の人にもと、1730年モ…

ピスタチオとフランボワーズのマカロン

パリ三週目。修理に出していたパソコンが戻ってきてひと段落。生活もようやく軌道にのりはじめました。 しかし学校はといえば、28個のレシピが手渡され、あぁもうどうしようという感じ。今までで一番多い分量です(泣)。今どこのなにをやっているのやら。つ…

ラデュレのモンブラン

濃厚なマロンクリーム。ラデュレの特大モンブランを食べました。 ラデュレの世界は箱や手提げ袋もすべてがエレガント。 サロンにも入りたいんですけれどね。一人じゃ勇気がいるので、今のところ公園がマイサロン。 いやこれはこれで楽しいんですよ(と思いた…