cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

france

Macarons D'amiens (アミアンのマカロン)

パリから電車で1時間10分。フランス北部・ピカルディー地方にある「AMIENS(アミアン)」に行ってきました。北の小さなヴェネチアとよばれる運河の街には、世界遺産に登録されているフランス最大のノートルダム寺院「アミアン大聖堂」や、『十五少年…

パリのアパルトマン2

無事帰国しました。

RITZ「Fraisier rose」(ピンクのフレジェ)

三年ぶりに古巣「HOTEL RITZ」のキッチンへ。実は7月いっぱいでリッツホテルパリはリノベーションのためクローズ。再開は二年後のため、シェフやスタッフの中には他のホテルやレストランに移ってしまう人もいるとのこと。これが皆に会える最後のチャンス。そ…

HotelTatin (オテル・タタン)

パリから電車を乗り継いで3時間半。LAMOTTE-BOUVRON村にやってきました。 駅前にぽつんと建つHOTEL-TATIN(オテル・タタン)。絵本から抜け出したような可愛らしいホテル。この場所でタルトタタンが誕生しました。 「これが本物のタルトタタン!!」。そう…

パリのアパルトマン 1

マドリッドからパリへ移りました。はぁ、ケーキがおいしそうだこと(じゅる)。 パリではアパルトマンを借りました。今回の部屋は、5年前初めて住んだアパルトマンから200メートルほどの場所。メトロ12番線・セーブルバビロンヌ駅のそばにあります。近くに…

「RENNES」(レンヌ)]

「味はバターで決まります」というCMを覚えていらっしゃる方がいたら嬉しいんですけれど・・(ふ、古い??)。 フランスのお菓子もまた「バターが命」。中でもフランス北西部にあるブルターニュは酪農が盛ん。良質のバターをふんだんに使ったお菓子「クイ…

サヴィニャックを訪ねて(後編)

生粋のパリジャンだったサヴィニャック。 生まれて初めてみた海は「トゥルーヴィル」だったそうです。 写真は、TROUVILLE SUR MER。白い砂浜には、赤や緑のカラフルなテントが並んでいました。

サヴィニャックを訪ねて(前編)

「Raymond Savignac(レイモン・サヴィニャック)の町があるのを知っている? 」。 去年パリの友達が教えてくれたのは、フランス北西部ノルマンディーにあるTROUVILLE (トゥルーヴィル)という港町。ポスターアートの巨匠サヴィニャックは72歳から亡くなるま…

バービー誕生50周年特別展 in PARIS

今年はバービー誕生50周年だそうで、パリでも様々なイベントが開かれています。3月にはギャラリー・コレットで。そして4月にはギャラリー・ラファイエットで、カール・ラガーフェルド、クリスチャン・ラクロワ、ジャン・ポール・ゴルティエなどが衣装を担当…

canelle de bordeaux (ボルドーのカヌレ)

ビアリッツからパリまでの帰り道は電車で5時間。路線図を眺めていたら、中間地点あたりに「ボルドー」の文字が。ボルドーといえば「カヌレ!」。(いや普通はワイン??)。ちょこっと寄り道してみることにしました。 写真上は、老舗菓子店・「ANTOINE(アン…

バスクの旅4・BAYONNE編

さ、バスクの旅も今日で終わり。ビアリッツからバスで20分ほど、山側にあるバイヨンヌにやってきました。海側のビアリッツとはまた雰囲気が違い、城壁に囲まれた静かな町です。 バイヨンヌは、フランスにおけるチョコレート菓子発祥の地。16世紀後半にスペ…

バスクの旅3・BIARRITZ後編

本場のガトー・バスクとガトー・ベレーを食べたい! そんな思いにかられて、はるばるバスクまでやってきたわけですが、いざどこで食べるかという段になると悩むこと悩むこと(苦笑)。 トップ写真は、↑ミールモンの「ガトー・ベレー」。バスクはベレー帽発祥…

バスクの旅2・BIARRITZ前編

だいぶん間があいてしまいましたが、バスク旅行の続きを書こうと思います。まずはビアリッツから。前回「サン・ジャック・ド・リュズ編」はこちらでどぞ → 「バスクの旅1・サン・ジャン・ド・リュズ編 - CIPOLINAの甘い生活」 ビアリッツはパリから電車で約5…

Essentiels de Alain ducasse

アラン・デュカスの学校「ECOLE DE CUISINE」のことをもう少々。 力強く存在感のあるリッツのデセールに対し、軽やかでスタイリッシュなアラン・デュカス。まったく違うタイプだけれど、どちらも古典的なフランス菓子がベース。朝は、タルト、アイス、ギモー…

ILE FLOTTANT

帰国しました。長い長い夢をみていたような二ヶ月半でした。前半は精神的にも肉体的にもきつく、苦しくて悔しくて毎日のように泣いていました。好きでいったくせになんですが、パリなんか嫌いだと何度つぶやいたかわかりません(すいません)。 「涙を使い果…

LE 14 Juillet

今日はLA FETE NATIONALE(国祭日・パリ祭)。昼間はパレードが行われていたためシャンゼリゼやリボリ通りなどメインの道は通行止め。普段は5,6分でぬけられるところも大きく迂回して歩かねばならず朝からへとへと。でも、それ以外の場所は人が消えてしまっ…

STRONG MACARON

私のリッツでの試験のひとつは、MACARON CARAMEL BEURRE SALE(塩キャラメルのマカロン)でした。 「はじめる前に、君にひとつ質問をしたいんだ。マカロンはどんなイメージ??」とシェフ。 「美しくエレガントなお菓子。パリのイメージです」 「僕もマカロ…

Tout chocolat

先週末からいくつかのアトリエに参加しています。中でも印象的だったのは、リッツのシェフが紹介してくれた ”ecole des cuisine d'alain ducasse”。 ここはalain ducasse(アラン・デュカス)の学校。最新の設備と技術が学べるとプロの人たちも通い(初級か…

L'art de la Patisserie francaise 2

フォトライフの調子が悪く、新しい写真を載せようとすると、以前書いた日記の写真が変わってしまうという不可思議な現象が・・・。気になるけど直している時間もないのでそのまま放置ってことで。前の日記の写真が変でも気にしないでください。すいません。…

Macarons de St.Jean-de Luz

パリからTGVにゆられて5時間。BIARRITZからバスに乗り換えて40分。フランス南西部バスク地方にある海辺の町、ST-JEAN-DE LUZへといってまいりました。15分も車で走ればスペイン国境。太陽のきらめき、海 の青さ、吹き渡る潮風。パリでの6週間半は地下…

CHAMPANGE NIGHT

Examanはいろいろありつつも、なんとか終わりました。一生分の涙と汗を使い果たした一ヶ月でした。フランス語は相変わらずひどいもんですが、「mechante」(意地悪)、「Ce n'est pas ma foute」(私のせいじゃありません)だけはしっかり覚えました。自分の…

Kuglof

明日は、2度目のEXAMAN(卒業試験)です。どうかうまくいきますように。どうか手が震えませんように。 写真はクグロフ。アルザスのオールドレシピはトップにアーモンドがついているのがお約束なんだだそうです。

L'art de la Patisserie fancaise

パティスリーの授業も後半にはいり、おそるべきスピードで授業がすすんでいます。「メモは禁止。見て。とにかく見て。あなたの手はメモをとるためではない」とシェフからの渇。それ以降びびってメモがとれなくなってしまいました。トラバイユ(はたらけ)。…

CHOCOLAT AMER

授業は日に日に激しさをましています。頭はもとより体もついていけず、二週間で2.5キロやせました。でもいくつものパーツをモンタージュ(組み立て)していくときの静かな興奮。ケーキってなんて美しいんだろうと感じる幸福感。いつかこの日々をなつかしく思…

LES PUCES DE VANVES(ヴァンヴの蚤の市)

日曜日の朝、ヴァンヴの蚤の市(15区)にいってきました。有名なクリニャンクールよりは小規模で、比較的安全といわれるこの市。真剣に掘り出し物を探す人、コーヒーを飲んだり、りんごをかじりながら、おしゃべりに興じる人たち。青く澄んだ空の下をのんびり…

my birthday

happy birthday for me. nihonngo ga utenai sonna asa. photo;Cake au chocolate et framboise! パソコンの調子がやっとなおりました。大変失礼いたしました。 えー、今週はchocolate weekでした。写真は「Maracaibo au cassis cake」。「ココ・シャネルの…

QUICHE QUICHE QUICHE!

なかなかブログをあげる時間がないのですが、月曜日から学校が始まりました。初日は手が震えるほど緊張してして、わたしゃこのまま壊れるんじゃないかと思いましたけれども・・・。ま、なんとかかんとかやっています。 この3日間は、朝から夜までひたすらキ…

Boulangerie Le Grenier de Félix

15日(金)は最高14度、16日(土)は17度。雨がふったりやんだりの不安定なお天気が続いています。空模様をみながら、いそいで買出し。色気のない話ですが、トイレットペーパーや洗剤、シャンプーなど日常品をどさどさと。行きは下り坂で帰りが上り坂。逆だ…

パリのアパルトマン

無事パリに到着しました。アパルトマンは、16平米と狭いものの、昨年の12月にリフォームしたとのことでとてもキレイ。なによりうれしいのはバスタブがついていること。しかもタンクじゃない!! 途中でシャワーが水になることを心配しなくていいなんて(感涙…

美味し麗しアルザス

絵のように美しいアルザス。空気はいいしねぇ。空は高いしねぇ。「おぉ、カワイイ窓」とか言いながら歩いているだけで楽しい♪ でも歩くとお腹がすくんですねぇ。空気が乾燥しているので喉もかわきます。ごくっ。 アルザスの名物と言えば、シュークルート(ソ…