cipolinaの甘い生活

お菓子ときどき旅

富士宮「Bio-s」(ビオス)

 年々忘れっぽくなるうちの相方。私の誕生日もときどき怪しい。そんなわけで、2か月くらい前から「もうすぐだねもうすぐだね」とカウントダウン開始。これで忘れたらどうしてくれよう。ぽきぽき(←指鳴らす)。というわけで、5月23日。今年も無事誕生日を迎えることができました。


 うかがったのは、富士宮の「Bio-s」さん。目の前の農園で収穫する有機野菜のお料理とビオワインが楽しめるフレンチレストラン。オーナーはタイユバンの maitre d'hotel (給仕長)だった方。シェフは、パリのタケルヨシノや東京のカンテサンスご出身。野菜の声を聞く心。それを生かす技術。ホスピタリティの温かさ。富士山をのぞむ田園風景。調和のとれた美しい世界で、色鮮やかな野菜の魔法にかかったのでした。




メニュー覚え書き

  • ソラマメのブリニー(ケークサレのようなもの)
  • レッドムーン (トップ写真・紅色の小芋・中にクリームチーズのつめもの)
  • 三年物の虹鱒 (軽くスモーク、イクラ大根と酒粕のソース)
  • 人参のムース 二層仕立て
  • えんどう豆 (ラルドとともに、ネギ油のソース 。 えんどう豆偉大!)
  • イカとこかぶ
  • 大根とフォアグラ (ヘーゼルナッツのローストがアクセント)
  • 金目鯛 (真空調理。半生(レア?)仕上げ。青のりソース、キャベツの下に黒米)
  • 長谷川さんのマッシュルーム、小川さんの牛ステーキ (フレッシュなマッシュルームが美味)
  • 静岡茶のグラニテ、マスカルポーネのムース、ラムレーズン
  • 清美オレンジ、セリのアイスクリーム
  • ミニバースデーケーキ (お店からのサービス)
  • 小菓子 (ミニどら焼きレモンクリームサンド、ココアのブールドネイジュ)


魚や肉を使ったお料理であってもそれはあくまで脇役。主役の野菜が輝いていました。
 


 料理と合わせてノンアルコールドリンクのペアリングもお願いしました(2800円)。飲み物もビオスさんらしさがいっぱい。モヒート(ノンアルコールワイン、ミント、炭酸など)、リンゴ(タイムなどハーブ各種)、ルッコラ、オレンジとスキューマミルク。ノンアルコールなのにほろ酔い気分になる自分が怖いです(苦笑)。ちなみにワインのペアリングは4500円〜6000円だそうです。 

お店を守るのはヤギの親子♪ 会うのを楽しみにしていました。お乳しぼりのためにお母さんのチャオちゃんは不在でしたが、4月末に生まれた「さくら」ちゃんと「ももこ」ちゃんがいました(一匹しか撮れなかったけれど・・・)。ん? さくらももこ!! 静岡ならではですねぇ。なでなで。



id:usakobutyoさんから、楽しさいっぱい、驚きいっぱい。おいしいものいっぱいの贈り物をいただきました。お心遣いに感謝感謝であります。うしゃこさん好きだー!! 面と向かっては言えないのでここで叫ぶことをお許しください(ぽっ)。


母と叔母からは、着物や帯などをゆずってもらったので、意を決して着付け教室に通うことにしました。こないだ一回目で、半襟つけを教わったんですけど、裁縫が苦手なので四苦八苦。指が血まみれ(ぎゃー)。今年の目標は「着物を着れるようになる」!! ですが少々心配になってまいりました(汗)。いい一年になりますように。そして来年の今日もおいしいものが食べられますように。

信楽・伊賀 ぽんぽこ器の旅


 京都に2日滞在し、3日目は信楽を訪れました。京都から滋賀へは車で40分ほど。ち、近いんですね。写真↑、自然に囲まれたやきものの里「陶芸の森」。陶器のパンダが迎えてくれました。


 ごろりーん。自由だのぅ。

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京都・ぽんぽこ葵の頃




 GW明けの5月某日、京都へ旅に出ました。
ちょうど「有頂天家族二代目の帰朝」を読んだところで、気分は陽気なぽんぽこたぬき。
思い立ったが吉日。無計画バンザイな旅。これもまた阿呆の血のしからしむるところで・・・。
おいしい匂いに尻尾がぽろんと出そうになるのをこらえながら、あっちにひょこひょここっちにひょこひょこ。
ただGWの振り替えでお休みのお店が多く、なかでも大好きな出町ふたばの豆大福が食べられなかったのが残念でしたが・・・。
写真は、糺の森・河合神社の鏡絵馬。なむなむ。美の神様にお参り。東山のやまもと喫茶のモーニング「焼き玉子サンド」、ブライトンのお弁当に幸せを感じ、しば漬け発祥のお寺「寂光寺」の美しさにぽわわ。おみやげにはどっさりお漬け物を買いましたことよ。

以下、ぽんぽこ記録↓

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Krumiri (クルミーリ)

おひげのクッキー作りました。
本日のおやつはKrumiri (クルミーリ)。
ピエモンテ州カザーレ・モンフェラート、Krumiri Rossi(クルミーリ・ロッシ)社が考案したビスコッティです。
創業者ドミニコ・ロッシ氏が、1878年に死去したイタリア初代国王「Vittorio Emanuele II (ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世)」をオマージュしたもの。特徴的な「く」の字の形は国王の口ひげをモチーフにしたと言われています。
材料は、小麦粉、バター、砂糖、卵黄、レモンの皮。そしてピエモンテでよく使われる「とうもろこし粉」を入れるのがポイント。素朴ですが、ぷつぷつした食感が楽しいお菓子になっています。
余談ですが、映画「ローマの休日」で、王女たちがヴェスパ(スクーター)でぐるぐる回る白い大きな建造物が「ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世記念堂)」。ローマをヴェスパに乗ってまわるのは私の永遠の夢であります。ぽわわん(遠い目)。

 イタリア統一の象徴、国父と言われるヴィットーリオ・エマヌエーレ二世。
絶対にこんなお顔ではなかったと思いますが・・・。おひげつけてみました。
すいません。すいません。
絵心のない菓子人を許し給へ。





レシピメモ↓

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Cheese Cake (チーズケーキ)

 ときどき、むしょーにチーズケーキを食べたくなる日があります。なめらかで濃厚でレモンの香りが漂うやつ(夢想)。あ、よだれが。というわけで、本日のおやつはチーズケーキ。フィレンツェのトラットリア「GARGA」のレシピを参考に作りました。


 チーズケーキは、イタリアでもやっぱり「チーズケーキ」。正式には「トルタ・ディ・フォルマッジョ」だと思うのですが、なぜかチーズケーキ。ちなみにフランスでもチーズケーキ。気取りのない親しみやすさ。世界中で誰もが知っていて、これほど愛されているケーキはないんじゃないかと思います。かくいうワタクシもチーズケーキとシュークリームに関しては毎日食べても飽きない自信があります(なんの自信)。
Gargaのシェフのマンマ「シャロン」さんが作るベイクドチーズケーキは二層タイプ。まず一段目を作ります。材料はとてもシンプルで、マスカルポーネ、クリームチーズ、卵、砂糖だけ。粉が入らないので、ベイクドなのにレアのようなとろりとした口溶けです。私はレモンが好きなのですりおろした皮もたっぷり。焼き上がったケーキは冷蔵庫で一晩ゆっくり寝かせ、翌日ヨーグルトクリームを重ねて出来上がり。
なめらかで濃厚でレモンの香りが漂うやつ。冷蔵庫を開けたり閉めたり開けたり閉めたり。チーズケーキがある日は、おやつの時間が待ち遠しいのであります。

Pizza di Pasqua al Formaggio (ピッツァ・ディ・パスクア)


先日、イタリアにお住まいのcucciolaさまから、パスクア(イースター)に食べる「Pizza di Pasqua(ピッツァ・ディ・パスクア)」というパンがあることを教えていだきました。パスクアのことがよく分かっていない私ですが、家族とごちそうを囲んで過ごす日ということだけは存じております。なんてステキなお祭り(そこだけかい)。
イタリアのパスクアのお菓子といえば「コロンバ」(鳩の形のお菓子)が有名ですが、ローマのあるラツィオ州を始め、ウンブリア州アブルッツォ州マルケ州など、イタリア中部の地域では、Pizza di Pasqua(ピッツァ・ディ・パスクア)を食べる習慣があるのだとか。地域によっては、Torta di Pasqua(トルタ・ディ・パスクア)、Crescia di Pasqua(クレシア・ディ・パスクア)などとも呼ぶようです。
レシピを検索すると、その多くがマンマやノンナ(おばあちゃん)の味として紹介されています。日本でいうところのお彼岸にいただくぼた餅みたいな存在なのでしょうか(ちょっと違う?)。受け継がれてきた家族のレシピに誇らしさと愛があふれていてなんだかジーンとしてしまいます。どんな味がするのでしょう。 そんなわけで、手探り状態ではありますが、私も「Pizza di Pasqua(ピッツァ・ディ・パスクア)」を作ってみることにしました。
 さてさてこのパン。Pizzaという名前ではありますが、トマトとかモッツァレッラなどがのったあのピッツァとはまるで別物。丸くて背の高い型。卵やバターをたっぷり使うパネットーネのようなリッチな生地。パスクアという特別な日をお祝いするとても贅沢なパンなのだと分かります。そして驚いたのは、甘いタイプとチーズ入りのものと2種類あること。今回はcucciolaさんがよく召し上がっていらっしゃるというチーズ入りのものにトライしてみました。


すりおろしたパルミッジャーノとペコリーノロマーノを粉に対し50%ほど(あるいはそれ以上)も入れます。ほんとにね。チーズどっさり。さらにキューブ状にカットしたペコリーノも加えるレシピもありました。
ただ、この日我が家にあったのはパルミッジャーノだけ。しかもぎりぎりの分量。ペコリーノなしでもいっか。と無理矢理作ったのがよろしくありませんでした(白目)。おばあちゃんたちのレシピを守らなかったバチがあたりまして、塩気が足りずなんだかぼやけた味に。うむむー。
ただ、ふんわりした感じはこれでいいんじゃないかと思ったり思わなかったり。。そして濃厚なチーズの香りはクセになる感じで、ワインにもすごく合いそうです(あまり飲めないけど)。次こそはきっと。いろいろ手直ししてまたチャレンジしてみようと思います。


 作ったあとで意味ないなぁと思いつつ。。。↑ペコリーノ・ロマーノ。置いてるお店を近所でやっと見つけました。塩気しっかり。そしてミルキー。ペコリペコペコ。食べる時お辞儀するのが我が家で流行っております(あほ)。

奈良・吉野山の桜


週末、吉野山の桜を見に行ってきました。なんと日帰りであります。
夜中の3時に出発し8時に到着。ね、眠いぞ。しかも雨。そして霧。視界悪し(茫然)。
しかし、どちらにしろワタクシ朝はあまり目が見えていないので(え)、気にせず山道をのぼることにしました。これが思った以上のきつさで、なんの修業かと思ったり思わなかったりで・・・。運動不足のわが身を呪うのでありました(白目)。
しかし、上千本につくころには、霧が晴れ、山を覆うように咲く桜が姿をあらわしました。それはもう「はなさかじいさん」の世界。しばしうっとりであります。おそらく先週の半ばくらいが見ごろで、私たちが行ったのはちょっと遅かったと思うのですが、それでも山の上の方はまだきれいに咲いていました。(撮影は相方)。


 いつかまたきっと・・・。それまでに足腰鍛えないと。うぅぅ(←その晩から筋肉痛になった人)。


吉野名物「葛もち」を。注文してからお鍋で一生懸命練りあげてくださいます。ぷるぷるとしたら、すぐに氷水に落とすのですが、それでもまだほんのり温か。深煎りのきな粉をまぶしていただきます。茶房 葛味庵 (くずみあん )にて。